ドイツはレオパルド供与の申請があっても単独での承認は世界戦争への責任もあることを危惧し及び腰だったが、米国が「M1エイブラムス」の供与を決めたことでドイツ製戦車「レオパルド2」の供与を決めた。ポーランド、フィンランドからも供与承認の要請があったのだ。
また、旧ソ連邦のバルト3国も「供与を急げ」と発信していた。春先に向けロシアが反転攻勢をかける準備をしている情報もあり、今が重要な時期なのだ。
レオパルド2は定評のあるドイツ製戦車で欧州では15か国で2000両あるという。ゼレンスキー大統領が300両の供与を希望していたが各国で20両許与すればいいのだ。
今までに米国はM1エイブラムス31両、ドイツがレオパルド14両、英国がチャレンジャー14両、ポーランドがレオパルド14両供与と言う。
部品補給、弾薬補給に問題はないということで継戦能力は十分だ。
一方、ロシアは例によって「目に余る挑発」と言ったり、「深い傷を負う」と警告するが、それだけロシアにとっても脅威なのだ。ウクライナは無謀なロシアのミサイル攻撃で人民に多くの被害を与え、町を瓦礫化されて深い傷を負っているが、ロシアは世界から孤立化が目立ち、本土の被害は少ないが国際政治からは大きな被害をこうむるだろう。
しかし、戦車の手当てはできたが、大事なのはロシアの情報をどう得るかだ。所謂スパイ行為で「誰がどこにいるか」「どこに何が保管しているか」「重要な軍事施設の現状」などを正しく入手し、戦車で効率的に攻撃できるようにすることだ。
ウクライナは親ロ派勢力により重要な情報を握られていないか。一方で英国や米国の情報機関から戦況解析の結果など重要な情報を得ている。
春先に向け、ロシアが核を使用する前にウクライナの圧倒的優勢を期待したい。
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