岸田総理の肩に手をやり談笑するバイデン大統領 日米首脳会談でこんなシーンを見たことがあるか バイデン大統領が岸田総理の防衛政策の転換を大いに 評価しているのか 読売新聞 2023.1.15 |
今回の岸田総理のG7参加国と訪米しバイデン大統領との会談は、「行きはよいよい帰りは恐い」外交になったのではないか。G7サミットでは議長国としての足場固め、バイデン大統領とは日米同盟の強化だった。
新聞報道で見る限り、表立っては成功か。
G7サミットでは「核なき世界」「ウクライナ問題」「エネルギー問題」が主要なテーマだろう。広島サミットだから「核なき世界」実現に一歩踏み込みたいだろうが、調印もしていない日本にどんな期待が持てるのか。
日本の首相が新しくなるとまず訪米し大統領と会談し、親密外交を訴えるのが常道だったが、何故か岸田総理は1年もかかった。リベラル岸田とみられていたので日米同盟への考え方、姿勢もはっきりしなかったために米側が会談を渋ったのか。
しかし、今回日本の防衛政策の大転換、防衛費増学、軍備増強で日米同盟も一歩も二歩も前進した。そのことをバイデン大統領は評価したのではないか。今まで、民主党政権は尖閣問題で日米同盟の役割を明確にしてこなかった。
トランプ前大統領と安倍元首相の関係で親密さが明確になったが、要は米国の高額な兵器をどんどん買ってくれることだったのではないか。
今回の新聞報道では、バイデン大統領と肩を組んで歩く岸田総理の肩にバイデンさんの手がかかっていた。想像外の親密さだ。
しかし、防衛政策の大転換、財源が決まらない防衛費増、敵基地攻撃能力のためのトマホーク購入、ミサイル開発など重要な課題がすべて国会で審議されていない。
通常国会では野党から攻撃の的だろう。さらに自民党内でも岸田総理を擁護する動きは少ない。岸田離れが進み突然の解散総選挙になる可能性もある。世論調査で防衛政策などを解散総選挙で国民に問えという世論調査も高い比率だ。
岸田総理にとっては「いばらの道」が続く。
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