政権も国民もその対応に苦しめられた新型コロナ対策も5月8日で感染症法のうえで「2類」から「5類」に引き下げられることをきょう決定するそうだ。
日々の感染者数、死者数の発表に一喜一憂するも世界的な動向からみると何やら遅れている感じがしていたが、日本人の習性で決められたことを忠実に守ることを今までやってきたのだ。
そのかじ取りをする政府は大変だっただろう。思うよう行かず、政権を放り出した安倍元総理、後を受けて「ワクチン接種」しかないと接種を強行した菅政権、岸田政権も迷ったが、結局は「ワクチン接種」しかなかった。
5月8日にやっと世界の動向と同じ道を通ることになるのか。
確かに5月の連休は人の動きも激しく規制が必要だろう。それまでに大きなスポーツ大会、イベントが用意されている。上限緩和、大声での声援など様子を見る必要がある。
そしてG7広島サミットだ。参加首脳にマスク着用など要請できない。
個人の判断にゆだねられているが、屋内外でのマスクの着用の緩和が先行する。国会での所信表明演説でも岸田総理はここぞとばかりにやっと笑ってマスクを外して演説を始めた。
5類となると季節型インフルエンザと同じ対応だ。二度の痛み、鼻水、発熱があると簡易検査キッドでテストし医者に行くかどうかを決める。陰性であれ症状があると解熱剤を飲んで温かくして1週間ほど生活をセーブすることだ。簡易検査キッドは唾液採取でなく鼻腔内採取の方が信頼性があるようだ。
そうは言っても高齢者で基礎疾患のある人の医療、ワクチン接種を公費にするか慈悲にするか。一般の医療機関がどう対応できるか。しばらくは混乱するか。
0 件のコメント:
コメントを投稿