2023年1月1日日曜日

2023年は関東大震災から100年、M7クラスが活動期?

関東大震災 200~400年周期
読売新聞 2011.9.1

2023年は関東大震災(1923年)から100年、関東大震災クラスの地震の発生間隔は200~400年といわれているようだが、大地震の後、100年後にはM7クラスの巨大地震が活動期に入るという。今年は一層の防災意識が要求されるか。 

10年前の9月の新聞を見ると関東大震災に関する記事が多い。特に防災に関してはいろんな予測記事が掲載されている。10年前とは又大きく変わっているか。東京都も東京強靭化プロジェクトで15兆円を投資するらしい。大事なのはソフト面と思えるが。 

200~400年間隔で巨大地震が発生していることは今後も傾向として考えなければならない。

1706年 元禄地震(M8.2)房総半島では湯並み6mといわれている。

  約220年後

1923年 関東大震災(M7.9)房総半島南端が2m隆起

  約65年後にM7クラス

1987年 千葉県東方沖地震(M6.7)

      これから南関東ではM7クラスが今後30年以内に確率70%

2023年100年後の今

   M7クラスの発生確率30年以内に70%

   何時起きても不思議ではない。

2100年ごろ 関東大震災クラスの巨大地震予測

   1923年から200年後

   M8クラス30年以内に発生確率5%

        50年以内では10%

   相模トラフ沿いの巨大地震? 房総半島先端部が大きく隆起している調査から 

関東大震災クラスの巨大地震の発生は発生間隔ならするともう少し先だろうが

、その前に大きな地震が活動期に入ることから注意が必要か。

関東大震災 震源域
朝日新聞 2013.9.1

1923年の関東大震災は神奈川県から房総沖まで130km幅70kmの広範囲の震源域だ。

本震(M7.9)は神奈川県小田原市だが余震が6回(いずれもM7以上)、寺田寅彦博士が「最初にも増した烈しい間煮が来て2度目にびっくり」とコメントしていたが2度目は東京湾北部が震源だったのだ。 

当時の被害も大きかった。震災博物館に見学に行ったことがあるが、9月1日の正午前に東大地震研究室の測定器の梁が大きくふれた。世界に一報を発したのは横浜港外に停泊していた外国船からだったという。首都の通信施設は機能を失ったというのだ。その内容は「火事が発生し港に迫っている」というものだった。 

火災、死亡の件数は大きかったが、箱根では山崩れ、地すべり、旅館、鉄道の倒壊、酒匂川はせき止められ決壊、800箇所で液状化、春日部まで被害が広がったという。 

最近は超高層マンション、高層物件が多い。長期地震動がどう影響し、被害が拡大するか。交通マヒ、帰宅困難者、医療機関など心配事は多い。常日頃からいざと言うとき、どうするか考えておかなければならない。

電車で出かけると皆スマホに熱中し何か検索しているようだが、大丈夫かと心配になる。

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