2023年1月5日木曜日

今日の新聞を読んで(588):日本を代表する経営者30人による2023年為替予測

 

読売新聞2023.1.32023年為替相場予測
を図示した。
30人の経営者は130~140円をまたぎ、円安、円高
を予測している。135円とピンポイントの指摘もある
一方、2人が120~150円の幅で予測      

150円為替介入すると140円台の円高に移るが、しばらくすると元の値に戻る。そういう繰り返しで政府と市場の戦いだ。「急激な変動はよくない」という。

市場はいつ円が高くなるか様子見している時に日銀が金融政策の修正で±0.5%を決めたから円は一気に130円台に。今は一時129円台を付けた。

円為替は何事かあれば必ず動くことはわかっているが、多くはFRBの利上げ、そのペースによって変動する。FRBは雇用、物価を重視して政策を決める。今はインフレ対策が急務だ。行き過ぎたインフレ(?)の抑制は大変だ。インフレの兆候が見つかったときにすぐ対応することが肝心なのだ。

ウクライナの情勢、エネルギー問題、米国の中間選挙、日銀総裁人事も為替に影響するだろう。円高の基準が何か不明だが、今は先日の為替に比べて高いか安いかで判断していないか。為替は「国の経済力」だ。いま日本は景気回復にあるが「経済力」は落ちているから変動も激しいのか。

訪日観光客の「日本は安い」と爆買いするシーンをテレビ画像で見ると腹が立つ。

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