米大統領選はどうなるか、米国だけの問題ではない。わが国にも大きな問題だ。台湾有事、尖閣諸島問題での日米同盟、対中貿易問題、経済包囲網、為替問題など課題は多い。いかにも「世界の警察官」を止めたといってもロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の核ミサイル開発など紛争は米国を相手国と考えていないか。
ところで、時期の米大統領は民主党のバイデン氏か、共和党のトランプ氏復活か。それぞれの党の候補者を見ると、民主党ではバイデン氏36%、ハリス氏23%、サンダーズ氏11%、一方共和党はトランプ氏48%、デサンデイス氏25%、ペンス氏6%で相変わらずトランプ氏が対抗なのか。dさとすると、バイデン氏が優勢か。
年齢がどうか、バイデン氏82歳、トランプ氏78歳、ハリス氏が人気がないのはどうしてか。閣内での評価が悪いらしい。トランプ氏が躍起した「分断」の修復がいまだ残されている。
政治的不祥事も大きくのしかかっている。
トランプ氏が官邸を去る時、多くの機密文書を自宅や別荘に持ち出した件は民主党から攻撃され、特別検察官で責任追及が始まっているが、今回ブーメランでバイデン大統領に共和党の攻撃が始まった。副大統領の時に機密文書を持ち出したことが分かったが公表することが遅れて隠蔽しようとしたのではないかと疑われているのだ。
ほかにもバイデン氏の次男が海外ビジネスで不正疑惑が相変わらず持ち上がっている。
米国の財政状況も悪い。
新型コロナ対策、気候変動問題、ウクライナの軍事支援で出費が重なっており、19日には債務上限問題が発生し、共和党の出方次第では再びデフォルトの危機らしい。議会では共和党優勢だ。ウクライナ支援では透明性を求め交換条件を出している。
アメリカのことだからギリギリまでデフォルトの危険は残るが上限の見直しが成功するのではないか。メデイアの報道では米国の債務残高は3兆ドルを超え、約4000兆円と言われている。
今、世界では紛争が多発し、国連安全保障常任理事国のロシア、中国が紛争の当事国ではどうしようもない。米国の存在が相変わらず大きいのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿