2023.1.15,2023.1.16 読売新聞ウクライナ関係ニュースから |
直近のロシアvsウクライナの攻防をメデイアの報道で見ると、双方の発表に真実を何か惑うことも多い。例えば、ロシアが東部ドネツク州のソレダルを制圧したと発表すると、ゼレンスキー大統領は抗戦を続けているという。しかし、CNNはウクライナの撤退を予想している。おそらくウクライナが劣勢なのだろう。
ロシアが言うように制圧したとは思わないが、ゼレンスキー大統領はウクライナの「勇敢さ」を鼓舞しているのだ。偽りのない発言と思うが・・。
一方驚くのはロシア側の実情だ。国防省が制圧したというが、内容は民間軍事会社の「ワグネル」が頑張ったかららしい。発表内容に国防省とワグネルの対立がありそうだ。これが戦争なのか。
相変わらずロシアはなりふり構わぬミサイル攻撃をし、集合住宅やインフラに大きな被害を与えている。それでもウクライナは80%を迎撃しているというからすごい。しかし子供などが多く死亡している実情をプーチンはどう見ているのか。SNSでも被害の大きさをうかがわせるが、ロシア本土での人的被害はない。
むしろ、ロシア人はタイなどで休暇を楽しんでいるというからその神経に驚く。
ロシアは、どこからそんなミサイルを撃ち込んでいるのか、不思議に思っていたが、ウクライナとロシアの国境から爆撃機でミサイルを発射しているのだ。ミサイルの中にはウクライナが迎撃できないミサイルもあるらしい。
防空システムの構築が急務だが、そこに米国がパトリオットを供与するらしい。たったの1基で大丈夫かと思うがないよりはけん制になるらしい。イギリス、ドイツも兵器を供与する約束をした。
新聞によると、プーチンが5期目の大統領選に臨むらしい。やめてほしいと思うし、ロシア人がどう判断するかだが、5期目を狙うとすると長期化し、激戦が続くのではないか。
15日のNHKスペシャル「ロシアvsウクライナ 情報戦の裏側」は参考になる番組だった。プロパガンダ、情報工作、私たちは真実をどう判断するか。多数のメデイアの報道を参考に自問自答することが大切だ。
そして、歴史的にも「侵略者は負けるのが常」が頭から離れない。
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