今、酪農家が大変だ。エサ代が高くつくが生乳が売れず、せっかく絞った生乳を側溝へ廃棄する。仕方ないので乳牛を牛肉に回す。こんなことをしていると、生乳が必要になったときにすぐには対応できないという。
一方、おかしなことを政府はやっている。生乳を輸入しているのだ。輸入は継続するが国内の酪農家は犠牲になる。今日の国会審議で生乳の輸入を止めることはできないのかと質問していた。
私も牛乳はあまり飲まないので酪農家がピンチであることはテレビのニュースでしかわからなかった。
28日の日本テレビ「三つ目の庄内」という日本民間放送連盟賞グランプリ受賞作品を見ていて気付いた。内容は満州開拓の次に庄内開拓で何代にもわたって苦労し酪農をやっている人の生活が記録されていた番組だった。
その酪農家が上述した苦しい状況にあるのだ。
その酪農家が一言言っていたのが気になった。曰く「国が予算をつけるときはフンドシを締め直し手かからなければならない」というのだ。
今回も、海外から生乳の輸入を継続するために国内の酪農家に犠牲を強いているのだ。当然に補助金も用意しているのだろう。
国が補助金など予算をつけている時はその背後をしっかる理解し業界は「フンドシを締めなおせ」というのだ。補助金だってただでくれるものではない。今までも新型コロナ対策での事業支援などに多様な事業は多くあった。
気を付けなければならないのは「フリーランチはない」のだ。
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