2014年6月15日日曜日

東京おもちゃショー2014:少子化で「おもちゃ」も子どもから大人へ?

少子化で「おもちゃ」も子どもから大人の世界へも軸足を移しているのか。15日、東京ビッグサイトで開催されている東京おもちゃショー2014へ行ってきた。りんかい線国際展示場駅を降りると母親と子ども連れが列を成して展示場に向かう。

ブースはおもちゃメーカーの展示、イベントで大盛況だ。イベントに参加している子どもの姿を見ると本当に少子化が進んでいるのかと思うぐらいだが、各ブース共に昔の人気アニメからハイテク技術を使った「おもちゃ」まで子どもから大人まで楽しめる商品構成だ。

お母さんは、子どもの遊んでいる姿をカメラで撮るが、父親は子どもと一緒に「おもちゃ」で遊んでいる。
Laq サメパテット

大きなイベントが始まると子ども達が去って行くのを説明員は苦笑して見守っていた。

私も「何か面白いものはないか」と展示場を行ったり来たりするがなかなか見つからない。

中でも大人でも遊べる(株)ヨシリツのLaQ「パズルブロック」、(株)カワダの「nanoblock」が目についた。

パズルブロックは7種類のパーツを使って初歩的には平面のものを組むが、段々立体的、球体的なものを組み立てるようになる。想像力を養い、親子でも楽しめる「おもちゃ」だ。たしか孫達の行っている保育園でもこれで遊んでいる。子どもは平面的なもの、先生が立体的なものをくんでいた。

ブースには、応募作品でグランドチャンピオンを取った作品も並べられていたが、「すごい」の一語だ。

nanoblockで作ったショーンなど 7月に1800円で発売予定
ナノブロックも4mm×4mmの世界最小のブロックでいろんなものを組み立てていく大人のホビーブロックだという。エデユケーションナル・トイ部門で今年の「おもちゃ大賞」を取った。

この種のものはLEGOしか知らなかったが、ブロックが小さくなるほどリアルなものが作れるのだ。ブースには7月発売の製品が展示されていた。

大人も参加でき、想像力を掻き立て、指先を使うので認知症の予防にもなるのではないかと思う。


玩具市場は約7000億円ぐらいと思ったが、少子化が止まらず、販路拡大には大人でも遊べる製品開発が必要なのだ。

タカラトミーのHello Zoomer
音声で命令できる
目で表情が変わるのだ



 
















童友社のNANO SPIDER
基板とフレームが融合した作りに。
6軸ジャイロで安定した操縦が出来る

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