2014年6月13日金曜日

STAP細胞はES細胞?(2):小保方さんは何故、否定しないのか

STAP細胞がES細胞だった可能性が高まり、理研改革委員会も「その信ぴょう性が高い」と発言していたが、小保方さんは何故、否定しないのか。代理人の弁護士が発表する小保方さんのコメントはその疑惑を微塵も伺わせない内容なのだ。

当然弁護士が介在しているので、小保方さんに不利な情報は隠しているだろうが、これでは国民の小保方さんを見る目は極めて厳しくなるばかりだ。

身内である理研の上級研究員が公開したSTAP細胞情報を詳細に解析した結果STAP細胞を作成するために使ったマウスは存在しなかった可能性が出てきたという。

STAP細胞はES細胞ではないかというのだ。

改革委員会の記者会見でも「ES細胞の可能性が高い」と言い、「故意に混ぜた可能性」に言及していた。

10日の小保方さんの代理人コメントでは「生き別れた息子をさがしに行きたい」と検証実験に参加を希望しているというが、STAP細胞は生まれていなかったのではないのか。

12日の改革委員会の提言を受けて13日、代理人が小保方さんのコメントを発表した。

メデイアの報道によると、解体提言に戸惑った様子だったが「申し訳ない」と言ったそうだ。そして再現実験参加には「自分の責任で進めたい」と言う。

言われている「ES細胞ではないのか」との疑惑をどう考えたコメントなのだろうか。

「自分の責任で進めたい」とは、ES細胞を使っていないということなのか。だとすると疑惑まみれの論文だったが「結果は正しい」と言うことなのか。

小保方さんの検証実験参加も機器には触らずアドバイスだけというやり方もあるし、専門家の厳重な監視の下で自ら再現実験ということも考えられる。

気になることは、改革委員会が今理研がやっている検証実験はおかしいと言っていることだ。どうもいろんな検討をしてSTAP細胞が作れるかどうかを検証しようとしているようなのだ。

折角、費用をかけてやる検証実験なのだから何とか有効な方法でやってほしいと思う。武市センター長はSTAP細胞の存在を信じていたというのだ。

それにしても小保方さんが一言「ES細胞は混ぜていない」と言えばいいと思うのだが、言えないところに疑惑があるのではないか。

弁護士に頼りすぎると評判を落とすだけだ。


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