2014年6月27日金曜日

石原新党、今度は「次世代の党」?:さまよう議員に哀れさを感じないか

「立ち上がれ日本」→「太陽の党」→「日本維新の会」そして今度は「次世代の党」と変遷を繰り返す石原新党だが、さまよう議員に何かしら哀れさを感じる新党物語だ。大綱では新憲法制定を掲げるというが、それは何時のことか。それまで党が存続するのか不安である。

22人の国会議員が所属するという。選挙を戦うときも「党の顔」が大事ではあるが、ブランド力に陰りの見える石原さんを何故頼るのか。

「次世代の党」は、貧富の格差拡大、結婚できない若者が人生に期待を持てるようにする責任を負っていると石原さんはコメントした。

その通りだと思う。日本は厳しい人口減に向かい、このままでは日本の社会経済がやっていけない事態も考えられる。人口減に歯止めをかけるには若者が結婚できる収入を得られる仕事を創出していくことが肝心なのだ。

そういう意味では「次世代の党」で、若者の支持を拡大することができるかだ。

それにしても再編に向かうとは言うが、野党の右往左往は目に余る。国会活動、政策より自分の生き残る道を一番に考えなければならない議員は哀れではないか。

政権を離れ退潮が著しい民主党を生き残りをかけて離党、維新の会に加わったが維新の会も安泰な政党ではなかった。石原さんを頼って分党、「次世代の党」立ち上げに参加した。政策上何か頼れるものがあってのことなのか。

そしてそんな政党、議員を選んだ国民にも責任はある。





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