2019年8月21日水曜日

立憲民主、国民民主やっと統一会派へ:そうでなければ民主、民進は何だったのか

立憲民主党と国民民主党の統一会派構想がやっと合意され野党統一(?)に向け一歩前進したことになるのか。一度は政権を取ったほどの政党ではあるが、その後生き残りをかけ右往左往するどん底から這い上がろうとしている両党だがいろんな経緯があって元の鞘に収まるのは至難の業だ。

そうでもしなければ民主党、民進党は何だったのかと言うことになり国民の信頼は遠のくばかりだ。

新聞報道では衆参で統一会派を結成するというが、問題も多く残されているようで現段階では、お互いに異なる政党でそれぞれの立場に配慮するというのだが、あの民主党、民進党は何だったのかと不信を持たれないようにしなければならない。そこのところを安倍さんは突いてきている。

憲法改正とか原発ゼロの主要政策についてはそれぞれの立場がありまとまってはいないようだが、民主党、民進党ではどういう立場でまとまっていたのか問い直す時ではないか。

当初は野党でも立憲民主が一歩リードしており、枝野さんも自分が主導する立場だと考えて両党がちぐはぐな動きをしていたが、立憲民主党への国民の支持が広がらないとみて、野党統一へ舵を取った。それでも枝野流の考えがあったようだが、玉木さんの意向にも沿うようになってきた。

国民民主はどちらかと言えば保守系、立憲民主はリベラル系で政策上の違いも大きいだろうが、同じ党に意見の違うグループがいてもお互いにけん制し合っていけばそれなりの運営ができるはずだ。

自民党だって党内ではいろんな意見もあるが、いざと言うときはまとまる政党だ。メデイアも基本的政策で統一がされていないと批判する前に多様性を持った政党であることを認めるべきではないか。

今後は自民一強政権に対して対峙できる政党を育てていくかはメデイアの責任でもある。

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