東京の新感染者数は7日920人となり感染防止対策が動きだし、8日の感染者数に注目したが896人、重症者は60人、東京はステージ4、まん延防止措置は効果がなく、緊急事態宣言発になるという。 期間は12日から8月22日までの76週間、東京オリンピック、パラリンピックの期間も含まれるのだ。
東京の感染者数拡大は近隣県にも波及し、全国に拡大する傾向にある。特に変異株での感染拡大はより厳しい対策が必要になる。
菅総理が御執心のワクチン接種は高齢者層で1回接種が終了が72%、2回目は42%と言うが国民全体を考えると低い。おまけにワクチンの供給がうまくいかず、新たな予約には答えられない状況になって来たというのだ。
8日の菅総理の記者会見を見て、菅総理には「反省と責任」はないのか、「前向きの発言」も言い訳に聞こえる。
確か、北海道新聞の記者が、「緊急事態宣言も約束した成果は出ていない。総理の責任は」との質問にワクチン接種が高齢者で1回目接種71.5%、感染者も減少傾向、重症者も少ない。「71.5%の効果が出ている」と述べ、「先手先手で予防策を講じることにした」とワクチン接種に期待をにじませる発言をした。
菅総理自身の責任についてはスルーしたために質問者が再度質問したが司会者の「質問は一回限り」発言で助けられた。
恐らく、国民の一番知りたい点であったが、またもやスルーだ。「この男に責任はないのか」と改めて疑問が上がる。
菅総理自身あれ程「有観客」に拘り、ぎりぎりまで様子見の姿勢だったので関係者を混乱させたが、菅総理の言い訳もひどい。「以前から無観客もあり得る」と言っていたと自分の考えの正当性を主張だ。
5者会談で1都3県は「無観客」と言うニュースが流れていたが、丸川五輪相が「東京は無観客、その他の県は自治体が決める」と訂正した。
しかし、今回も小池都知事の「無観客もありえる」と言う意味の発言が流れをつくったのか。
宣言を出せばうまくいくのか。それは今までの例で分かる。改善できれば「前倒しでの解除」もあり得ると言っていたが、その解除するときの条件は何なのか。このままいけば1000人を超える感染者が出る予測も出ている。
オリンピックのようなイベントは開催するが、夏休みの行事はどうなるのか、夏休み、お盆の帰省、旅行はどうなるのか。整合性された政策、自粛策で国民を納得させることができるか。
菅総理の一番苦手な国民への説得が残されている。
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