2021年7月31日土曜日

菅総理の覚悟?:ワクチン接種で感染者数をどのくらいに抑えるのか

 

菅総理は「自らの責任」を問われ、「今の感染状況を早く収めること」と抽象的な表現で誤魔化しているようだが、ワクチン接種でどのくらいまで感染者数を抑えれば成功と見ているのか。 

考えられる感染者数は2000人ぐらいではないか。高い数値の方が達成しやすいが、どうだろう。 

31日の東京の感染者数に注目していたが初めて4000人超えの4058人と言う。今週に入って3177人→3865人→3300人→4058人だ。これじゃ専門家のシミュレーション通りの感染者数の推移ではないか。 

8月中に5000人も可能だ。ただ、30日の記者会見で少しは危機感が伝わったのか人出も減少する結果になった。尾身会長の「行動の変容を」と言う訴えが聞いたのか。

でもこれからだ。帰省、夏休み、お盆など人の動きは活発になる。ニューヨークタイムズも指摘しているように「オリンピック開催」が「気の緩み」となっているのではないか。 

不要不急の外出の自粛を求めていることとオリンピック開催の整合性が出来ていない。「テレビ観戦」と言うだけでは効果はないだろうが、テレビ画面を見ていても抱き合って喜んだり、マスクをはずしていたり密な観客だ。IOCは注意喚起するが効果があるのか。 

プレーブック違反が出てきた。ジョージアの選手が無断で観光のため外出したと言う。メダル剥奪はないが、選手村には戻れないと言う。 

CDCは新しい情報として水疱瘡並みの感染力があると警戒を強めている。 

菅総理では対応が難しい状況になってきたのではないか。「引責辞任」ぐらいしなければ若者層へのインパクトはない。

0 件のコメント: