昨日の東京の新感染者数920人は、「ただ事じゃない」と言う感じを各方面にもたらしたか。菅総理の官邸での記者会見も記者の「920人になったがどうなるのか」との質問に「万全の対策を講じる」、「専門家の話を聞いて」と繰り返すだけ、「ギリギリまで様子を見る」姿勢が優柔不断さを際立たせた。
おまけに選挙戦もあってか小池都知事は体調不良で入院、副知事に新型コロナ対策を任せた。小池知事の体調不良を信じているのは、都民ファーストの候補者と支持者だけだ。自民党・二階さんから選挙戦中の小池知事の行動にクギを刺され、トンずらせざるを得なかったことは皆知っている。
こういう菅総理の姿勢、小池知事の行動見て都民、国民は「何やっているんだ、バカな」と思ったはずだ。
もし、早めに菅総理が「有観客」から「無観客」に方針転換、オリンピック貴族連中、スポンサー企業の優遇策を縮小していれば都議選でこんな負け方はしなかったのではないか。
その証拠に公明党・山口代表は当初、菅総理の「有観客」に同調していたが、選挙戦中の有権者の反応から急きょ「無観客」に方針転換した。この結果かどうかは定かでないが、23人の全員当選を果たし鼻息が荒い。自民党に強気の姿勢だ。
一方、自民党では「小池にやられた」と安易な反省をしているが、敗戦の要因はそんな簡単な問題ではないはずだ。小池知事にやられるようでは政権を担う資格などない。
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