読売新聞 2021.7.28 |
東京は緊急事態宣言下での2週間後の結果がこのありさまだ。宣言の効果が薄らいでいる。20~40代の感染者数が高い割合を占める。テレビの映像を見ても繁華街、行楽地での人出が多い。オリンピック関係でもクラスターの発生が目立ってきた。
不要不急の外出の自粛を訴えているが、一方でオリンピックを強行開催する。誰が見ても整合性がない。オリンピックをやっているのだから大丈夫だと言おう「安全バイアス」が働いていないか。
東京2848人の感染者数を受け、誰が本当に「安全、健康」を守ってくれているのか。
東京都はいたずらに不安をあおるなという。40~50代のワクチン接種を進め、コロナ病床の確保を要請したという。これじゃ人出を抑制することにはならないではないか。小池知事は五輪はテレビ観戦でという。
菅総理も車の制限、テレワーク、人流は減少しているという。五輪の中止はあるかと記者団に聞かれ「中止の選択肢はない」と言い切る。不要不急の外出を自粛し五輪はテレビ観戦でと。
IOCも27日の記者会見で「中止はあるか」と聞かれ「日本の当局が考えること」と他人事のようなことを広報部長が言う。
果たして五輪開催は正しかったのか、我々の安全健康を誰が守ってくれているのか。
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2021.7.27掲載
東京27日、2848人の深刻(1):五輪中止なし、警戒感をもってあたるというが yamotojapan.blogspot.com/2021/07/blog-post_50.html
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