2021年7月20日火曜日

「もしも・・・」が許されるなら:東京五輪、1年延期しなかった方がよかったのでは

 

新型コロナ感染で「完全な形」での東京五輪が開催できないと判断したのか、当時の安倍総理が1年延期をIOCに提案、承認されたはずだったが、今の東京オリンピック開催状況を考えると、1年前に延期せずに強行した方がよかったのではないか。 

当時の方が新型コロナ感染状況は良かったのではないか。今、緊急事態宣言下での「無観客」での開催は、「安心安全な大会」を目指し、プレイブック、バブル方式でコロナ感染を外に出さない体制を築いているように見えるが常識ではすでにバブルは弾けている。 

選手団の入国で水際で陽性者が見つかり、選手村でも陽性者が多発、海外の技術スタッフによる暴行事件などどうなっているんだ。 

そして組織委員会森会長の辞任、そのほかにスタッフの不祥事によるプログラムにも変更を来さなければならない事態になりてんてこ舞いの組織委員会だ。 

おまけにバッハ会長の日本人の気持ちを逆なでするような言動、国民には不要不急の県境を越えた移動自粛、大勢での宴会などの自粛を要求しながら「オリンピック別枠」行動は国民の批判の的だ。 

1年前に予定通りやっていればこんな事態にもならなかっただろう。 

安倍前総理の「東北の復興を世界へ」とか「完全な形」での開催はすべて反故になった。残るは開催したという「実績」作りだ。おまけに延期による開催費用も高騰している。すべてを東京都民が負担するのか。

一度でいい、どう考えているのか安倍前総理の考えが聞きたいところだ。大事なのは「予見する能力」、「事後説明能力」が政治家には特に必要だ。

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