2024年12月21日土曜日

今日の新聞を読んで(725):所得税減税、123万円で3党メンツの駆け引き

予算編成と言えば、自民党税調の宮澤さんらが、党内、財務相との検討で予算案、財源が決まるのが通例であったが、今回は先の総選挙で自公が過半数割れ、一方国民民主が」「国民の懐を豊かに」 と「103万年の壁」を打ち破る178万円公約にして議席数を28に伸ばした。

そのために脂をやるにも国民民主との合意が必要になってきた。予算案も国会を通すためには国民民主の合意が必要になる。そこで国民民主の公約である「178万円の壁」が自公、国民民主の大きなテーマとなった。

自民公明幹事長、税調、そして石破政権と三つ巴の検討になったようだ。

178万円とすると7~8兆円の税収不足で各自治体の長は予算上問題が出てくると国民民主案の反対し、自民党税調が123万円を提唱、与党税制改正大綱に記述したために国民民主は怒った。

178万円を外されれば、国民民主の立場がない。国民民主も公約がかなえられなければ来年の参院選は戦えない。来年度の予算案に同意できないとごねる事態になった。

30年知っ買う見直しされなかった「103万円の壁に風穴を開けた功績は大きいが、財源確保など問題も多い。防衛予算、子ども手当など財源の策伸ばしはい多かった前政権を引き継いだのが政権だ。

当初、国民民主は予算には無駄が多く、それを改善すれば財源はあると言ったはずだが、「178万円」は提示するも財源は政権が確保しろと調子のいいことばかり言う。

所得減税し、税収が伸びれば新たな財源は必要ないとでもいうのか。いまだ買って税収が伸びた例はない。

国民民主は今後どう対応するのか。自民党に食われていいように利用され、党勢を減じる結果にならないか。もし、自信があるなら、政権に入り担当相となって厳しい審議を受けて立ったらどうなのか。

部分連合で是々非々の対応するでは国民民主も終わりだ。




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