2025年度予算案が115兆円を超えた。つい先ほど前は100兆円に達したと言っていたので大きな伸びだ。赤字予算は対GDP比3%以内と海外では制御しているが、日本は守れず、国地方合わせた赤字は1000兆円を超え、GDP比も2.5倍だ。先進国一悪い財政状況だ。
米国では予算の上限を超えると「つなぎ予算」が必要になるが、政府機関の一部は閉鎖される危険があるという。今年もそういう状況だった。
米国は、憲法上の大統領予算は議会の予算編成に必要な参考資料で、議会が予算権を持っているという。財政に対する権限は国民にあり、議会にあるのだ。だから上限を超える場合は新たに議会の承認が必要になるのだ。
我が国の2025年d🆊予算は、社会保障38.3兆円、防衛費8.7兆円、国債償還28兆円、地方交付税19.8兆円などだ。収入も税収が増え、73.4兆円だが国債は28.6兆円で収入の25%に当たる。相変わらずの借金財政だ。
災害などで被災者を支援する必要がある。補正予算、予備費の支出は大きくなるが、会計検査院の調査では執行されていない予算も多いという。
財政再建は喫緊の課題だが、各政権は○○年度までに財政健全化、黒字化を目指すというが、その年まで持つ政権は見当たらない。
日本も、1000兆円の借金を減らし財政黒字化にはどこくらいの予算にすべきかを考え、それも越す必要がある時は衆議院の審議を経ることにしたらどうか。
当初からわかり切った借金を積み上げるのではなく、厳しい財政管理を求めるべきではないか。
0 件のコメント:
コメントを投稿