2024年12月20日金曜日

日銀、FRBともに金利に「及び腰」?:日銀植田「ワンノッチ」、FRBパウエル「新しい段階」という

 

朝日新聞 2024.12.20

今、目指すべき政策金利は日銀は利上げで0.5%、FRBは利下げで4%台を混ざすべきだが、植田・日銀総裁、パウエル・FRB議長は「及び腰」だ。特に参考にすべき資料はFRBの動きだが、何をするかはわからないトランプ次期大統領の政策の不確実性から「新しい段階に入った」という。

物価上昇率は今2.7%でインフレを抑え込むのに四苦八苦状態だ。それにトランプ次期大統領の高関税対策で物価は上がり、インフレはさらに進む危険もある。狙っている利下げは難しいか。

一方、日銀は、トランプ大統領の金融政策、FRBの動き、円安、賃上げ率に注目している。特に賃上げ率は物価高と関連し無視できない。

今、0.25%と相変わらず低い金利に甘んじている。さらに0.25%利上げし「0.5%になったらどうなるか。

我々高齢者、預金者は金利が上がることには賛成だ。高齢者はある程度の預金を持っている少しでの金利が上がることは良い傾向だが、若者では住宅ローンが上がり需要が落ちる危険もある。中小企業も賃上げに加え、金利の上昇は経営に大きく影響する。

特にゼロ金利になれた中小企業の経営者は経営難、倒産が増えるだろう。そういう経済環境は人気の低い石破政権にとっては禁物だ。日銀もそこのところを考えているのではないか。

日銀の独立性を言う人もいるが決して独立を確保しているわけではない。毎年赤字国債を発行し停ることは財政ファイナンスで海外からは批判されており。

FRBが利下げし、日銀が利上げすれば金利差が縮み円安→円高→物価下落とうまいことができないか。

そのためには金融機関、企業経営者も意識改革が必要だ。アベノミクスの時代ではないのだ。

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