2024年12月23日月曜日

次期大統領のトランプ氏の時代錯誤?: もう日本は安倍時代ではないのです

 次期大統領のトランプ氏は、何故か今も安倍さんの存在が頭にあるらしい。石破総理の会談意向も拒否し、昭恵夫人とトランプ夫妻が会食したという。安倍さんが殺害されて以降も交流は続いたという。

そして、どんな話になったかわからないが、「トランプ氏は戦争を好まない」ともいう。おそらくロシアのウクライナ侵攻に否定的なのだ。当然だろう。また新聞報道では「私とシンゾウがいれば戦争はなかった」ともいったらしい。

そして土産が写真集? 大事なのは石破総理との会談の仲介でもしたというのか。ただの「私人」が重大な外交が許されるのか。それとも安倍派再起を願う連中の動きに利用されているのか。

故安倍総理が国内でどう評価されているのか。しっかり検証する必要があるのではないか。

評価の悪い点としては、日銀の「展望レビュー」で異次元の金融緩和策・アベノミクスは副作用が大きく成果は否定された。

規制緩和である森友事件、加計学園事件は身内の関係者に利権を与えようとした。新たな利権者を作り出したのだ。権力をいいことに後援会活動に桜を見る会など公的イベントを最大限利用した。

悉く説明責任を拒否した。逃げ回る姿は、とてもじゃないが政治家の風上にも置けない。

トランプ氏との友好関係も本当に良かったのか。高価な贈り物、会うたびに巨額な軍備を購入する。役立つかどうかもわからない先端技術も購入し、かえって技術開発に協力する。

自民党は評価を落とす要因になった、旧統一教会問題、裏かね問題はすべて安倍さんに関連する政治的不祥事ではなかったか。

良い点としてはトランプ氏と友好関係を強化することで日米安保を強化し、安全保障に取り組んだが、しかしそれで対中関係は改善したか。尖閣諸島への中国の領海侵犯は一向に改善していない。

今後は石破総理を先頭に自民党は脱安倍で進まなければ来夏の参院選も心細くないか。

国民自身が対安倍評価を見直すべきではないか。


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