2024年12月3日火曜日

最近の選挙を見る:戦いはハイテクのSNSを駆使、投票はローテクの紙(投票用紙)

 最近の選挙戦は目を見張るものがある。戦いはハイテク(?)のSNSを駆使し、投票はローテクの紙(投票用紙)だ。SNSをうまく使わないと選挙戦に勝てない状況になってきた。そのSNS使用が社会問題になってきた。

兵庫県知事選では不利と思われた斎藤氏の広報全般を任されたとPR会社の社長がSNSで公表、するとSNSで公選法に違反しているのではないかと炎上した。

その後、まずい点があったのか、PR会社が一部削除する事態になり疑いが広まった。PR会社の社長は東京の大手広告会社でなく地方の広告会社が実績をつくったことをまとめて公表したかったらしい。

斎藤氏は「法に抵触する認識はない」と代理人の弁護士が後始末をするらしい。

これに対して弁護士の郷原さんと教授の上脇さんが公選法違反ではないかと神戸地検と県警に告発した。受理されるかどうかはわからない。

斎藤氏の選挙活動をSNSで公表し、その情報が拡散し当選の役に立ったのだ。これからの選挙はSNSをどう取り入れるかで結果に大きく影響するのだ。違法性の是非をしっかり検証し、無謀なSNSを廃止し、公明正大な選挙に寄与することを望む。

[後記」

12月16日、地検、県警が告発を受理したという。


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