朝日新聞2024.12.18 |
新聞で新しいエネルギー基本計画を知った。原発回帰の方向だ。2040年のエネルギ―構成は再生エネルギー4~5割、原子力2割、火力3~4割とになると言い、電源ごとの発電コスト(1kWh)も40年度では太陽光7~8.9円、陸上風力19.5~25.2円、原子力16.4円~、LNG火力216~21円。
LNG火力は原発より割高だという。理由は為替問題で燃料の輸入が高くなるらしい。さらにCO2対策費もかさむ。
今、私たちが受けている電気の電源を深く考えたことはないが、火力発電だろう。住んでいる周辺では畑、田んぼ、小高い山の急斜面に太陽光発電が盛んだ。休耕地を利用してのカネもうけだ。新築の家屋は屋根に太陽光を積んでいる。
エネルギー基本計画の傾向として、原発依存を「可能な限り低減」と言っていたが、特定の電源燃料に過度に依存しない」と変わった。電源依存推移も再生エネルギーと原発で6~7割で原発に期待か。発電コストも原発が優位だ。
さらに審議会のメンバーに原発派が多い。経産省の意向でメンバー構成にも影響する。
しかし原発は発電するとこはCO2が少ないが、使用済み核燃料の保管は永久で、しかも保管場所も決まっていない。交付金目当ての自治体が調査に名乗りを上げるだけだ。そんな状況以下で原発優先なのか。
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