2020年12月25日金曜日

どうした政治家の皆さん 新型コロナで「新しい政治様式」はないのか

 新型コロナで国民には「新しい生活様式」を要求するが、政治家の皆さんはポストコロナでの「新しい政治様式」をどう考えているのか。少人数での会食、不要不急の外出の自粛の必要性が謳われているが、政治家の皆さんは旧態依然でいいのか。

菅総理は著名人など8人のステーキ屋での会食が問題になり、「国民に誤解を与えたことを真摯に反省」と殊勝なことを言っているが、国民は誤解などしていない。「ダメなものはダメ」なのだ。

驚いたことに自民党では急遽忘年会の中止要請が出て、各派閥の忘年会が中止になった。中止要請が出ていなかったら政治家連中はやるつもりだったのだ。

橋本オリンピック担当相も何かやらかしたらしい。テレビカメラの前でヘンな弁解をしていた。

竹本・前IT担当相は大阪での政治資金パーテイーを実施し、本人、秘書連中の感染が分かったという。本人は入院しているらしい。新聞では講演会と食事会があったらしいが本人は講演会だけに出席したらしいが、どうも怪しくないか。会場は安全対策を取っていたというが体温チェックなどをやっていたのか。資金集めだから多くの人を集めたほうがいいので安全対策に手抜かりがあったのではないか。

これから年末年始、議員は地元に帰って政治活動をするだろうが、どうなのか。年が明けて関係者に感染拡大がみられることがあってはいけない。

新型コロナ対策で各知事はテレビ会談をやっている。なかなか臨場感がないから議論もはかどらないのではないか。テレビで見ていると小池さんの発言が多すぎる。小池さんにはもううんざりだ。

新型コロナウィルス対策では特措法の改正が要求されている。罰則を設ける必要があるのだろうが、通常国会で提案という。遅くないか。こんな時に国会が閉会中なんて驚く。罰則はどうでもいいから時短を要請すべきではないか。午後9時以降は飲食自粛要請だ。

政府や専門家会議はさらなる時短を提案しているが、小池知事が反対しているらしい。

首相の動静を見ると朝食、講演会、表彰式など人と会う機会が多いが30人近い、官僚、議員、民間人と会談している。それも短時間にこなしている。どんな話をしているのかわからないが、官邸で総理と会談することがステータスシンボルになっていないか。次々と話し合いすることにより状況が動いているのか。

国家公務員の残業も増えているようだ。菅政権は政策に右往左往するたびに関係者は残業だ。労働過剰で国家公務員の試験を受ける人間が減ったという。

どうだろう。ポストコロナ時代で国会をテレワークにしたらどうか。国会議員は選挙で選ばなければならないが、議員は東京に来る必要はない。地元でテレワークするのだ。所信表明、各党の代表質問はテレビで映し出せばいい。質問者は質問し担当閣僚が答える。

担当閣僚はどこか一か所に集まってテレビ会談でいい。どうせ答弁は官僚が作成したペーパーの棒読みだ。すでにできああがっているから「やらせ」と同じだ。

国会議員は東京に来る必要はないから、経費が大幅に削減できる。利権誘導的行為も田舎にいてはできないだろう。

一度やってみたらどうか。

0 件のコメント: