2020年12月14日月曜日

菅総理、言えるか「私たちの払う代償は一日重症者583人、容認できない」と

 昨日の感染者数3036人過去最多、重傷者583人、死亡者20人、「勝負の3週間」と威勢のいいキャッチフレーズだが、減少の傾向はみられない。「人の動き」が感染拡大の要因になっているがGOTOトラベルについて菅総理は「GOTOがいつの間にか悪者になった」という一方で、専門家の危機感の高まりでやっとGOTOトラベルの一時停止などを自治体と「調整中」という。

一時停止に名古屋、東京が上がっているが、小池知事、菅総理ともに自分が決断したという経過を残したくないのか。東京を外すか否かは経済効果に影響が大きい。菅総理が決断するしかない。

菅総理は「私たちの払う代償は一日重症者583人、容認できない」と言えるか。

重症者増は死者数増、医療スタッフの不足、病院のひっ迫をもたらし通常医療業務に支障をきたしている。保健所は業務でパンク状態、国民の健康、安心を守ることができるのか。

そんな時、ドイツのメルケル首相が国会で訴えた。「私たちの払う代償は一日590人の命か、とても容認できない」と国民に訴えた。

日本と規模はけた違いの被害であるが、感染歯止めの厳しい制限措置を打ち出した。

日常品、薬品を除く焦点の営業禁止、部分的にはロックダウンらしい。学校も原則閉鎖で医療システムに重い負担をかけることを回避しようとしている。公けの場所でのアルコ—ル禁止、花火も禁止だそうだ。

メルケル首相は東ドイツ出身で「自由」については思い入れが大きいが、それでも「自由の制限」を訴えているのだ。後少しの任期を残しての「捨て身」の訴えなのだ。

菅総理も国民に強いメッセ—ジを送らなければならないが、残念ながら能力がないか。



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