2020年12月13日日曜日

菅総理は総理としての資質を持ち合わせているのか

 

菅総理は国会議員であれば誰でも目指す総理の座に上りついたがその頂上から何が見えるのか。ある登山家が「何故、山に登る」と聞かれたとき「そこに山があるからだ」と答えた話は有名であるが、肝心なのは「頂上から何が見えるか」だ。

菅さんは当初総理の座など考えていなかったはずだが、突如、総理を目指す動きに転がって総理になってしまった。だから政策は「安倍政権の継続」と簡単に片付けたが、安倍さんの後援会が政治資金規正法違反が明らかになると、政権への影響を考えて安倍離れに方向転換した。 

菅さんは何を考え、本気で何をやろうとしているのか。先週の朝日新聞で菅総理の名前がどう出ているかチェックしてみた。

2020.12.13(日)は週刊誌の広告記事、新聞本体での政権以外で名前は見つからなかった。逆にかえって「ホッと」しないか。面倒なことがなさそうだ。 

2020.12.11()は5箇所出ていた。岩手県宮古市への視察、2050年 温室効果ガス排出ゼロ、デジタル化、株式配当、売却にかかわる金融所得課税、医療費負担2割、日本学術会議改革だった。 

2020.12.10(木)は医療費2割負担の1件、2020.12.8()は重症者向け病床逼迫に強い危機感で対応と自由で開かれたインド太平洋で2件だった。 

説明責任の無さがこういう結果になっているのか。でもジャーナリストなどとの高級ホテルでの朝食会は欠かさない。最近では田崎さん、後藤さんが呼ばれていた。田崎さんはテレビの情報番組に出演し「菅総理の考えは・・・」など総理寄りの発言を繰り返している。スポークスマンの役目を負っているのか。 

党首討論、記者会見も少ない。野党党首と丁々発止の議論は苦手で逃げているのだろう。記者会見でもペーパーの棒読みで官僚の言葉で喋っている。自分の考えは何んだと問いたいぐらいだ。 

安倍さんやトランプさんは大手を広げて演説していたが、日産の元会長であるゴーんさんもそうだ。何にか詐欺師的感じがするが、菅さんにはそんな感じはない。 

でもいくら自民党の政権だったとしても国民に対する説明責任の無さは党内からの批判が出るのではないか。説明責任の無さは短命政権だ。 

これほどコロナ感染が拡大し、専門家がGOTOトラベルで一時停止を訴えているのに、菅総理は「今は考えていない」とはどういうことか。 

最近世論調査でも支持率が50%に下落下というが、「まだ50%だ」と開き直って考えているのだろうか。

 

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