2020年12月6日日曜日

続く過去最多の感染者数:GOTOトラベルは不要不急の外出ではないのか

 

新型コロナウィルスの感染者数の増加が止まらない。国内で新たに2508人増、重症者数は520人、東京では5日新たに584人感染確認、1日あたりの感染者数の最多を記録した。 

北海道は183人、埼玉168人、千葉74人、神奈川192人、愛知219人、大阪399人、兵庫151人と驚く人数で15都道府県がステージ3に該当といわれていたがステージ4に迫っている。 

医療機関の関係者は重症者増によりベッド数、看護師などスタッフ不足、新型コロナウィルス患者外のがん患者など通常の医療に支障をきたす危機感を訴えるが政府や自治体の対応はちぐはぐさが目立つ 

政策に整合性が無いために多くの国民は「自粛」をするも若者世代は「気の緩み」で感染拡大に拍車を掛けていないか。 

感染防止と経済再生は両輪ではない二者択一だ。外出しても安全ということになれば消費行動も伸びる。ワクチン開発が軌道に乗ったニュースで一気に経済は動いたではないか。 

ところが菅政権は、観光業支援でGOTOトラベルに一時見直しもしているが前のめり、更に総理肝いりの訪日外国人客の回復を目指して小規模分散型ツアーの受け入れを検討しているという。 

一方で、東京などは感染者数増加対策で65歳以上、不要不急の外出の自粛を要請どうしても対象外にしたくないのだ。 

GOTOトラベルは不要不急の外出ではないのか。 

東京オリンピック、パラリンピックの開催を念頭に考えた政策をごり押ししているように思えるが、政策に整合性がない。 

東京オリンピック開催の是非を何時決めるのか分からないが、「このままでは開催は無理」のメッセージを発信すべきだ。WHOだって「無理」と感じているはずだ。

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