2022年6月30日木曜日

参院選で誰を選ぶか:美人投票ではなく、国政を任せる人材を

東京大田区久が原で 2022.6.30

東京選挙区は34人立候補し6人が選ばれる。いつも東京選挙区は候補者が多いが、本当に国政を任せる人が何人いるのか。ジョン・メイナード・ケインズは投資を美人投票に例えたが、選挙も同じことが言えるのではないか。

投資家は自分が一番美人だと思う顔(投資先)を選ぶのではなく、、他の投資家が良いと思う見込みが高い顔を選ぶというのだ。投資家は100人の写真から最高の美女6人を選ぶといった、ありがちな新聞の懸賞になぞ得ることができるというのだ(超訳 ケインズ「一般理論」山形編 東洋経済021.3)。

これは選挙にも言えるのではないか。自分はこの人にと思うが、他の有権者は他の人に投票するだろう。そうすると自分の一票は死に票になる。それを避けるには皆が投票しそうな人に投票するのだ。

だから国政の大衆心理に大きく影響しそうな変化をニュースなどから予測することが大切なのだ。

東京選挙区を見ると

「れいわ」の山本候補、何回も当選したり、辞職したりして党勢を拡大しようとしているが、本当に国政を託せる人材なのか。

「都民ファ」の荒木候補、都民ファーストの会の代表だが、小池知事に負うところが大きいが、幸家知事の神通力も落ちた。選挙のたびに体調不良で入院していては誰も信用しない。

「社民」服部候補、衰退が激しい社民党の幹事長だ、選挙ポスターのガッツポーズを見ると頑張ってほしいと思うが死に票になるか。

「共産」山添候補、共産党候補には弁護士が多い。それだけ優秀なんだろ。最近志位委員長は自衛隊を認めるなど現実路線を強調している。野党共闘を目指すが相手が嫌うか。

「公明」竹谷候補、公認会計士で財政をチェックするという。自民党政権は財政出動派と財政健全派に分かれている。政権与党として財政健全化を推進するのか。

「自民」朝日候補、元バレーの選手、「国土と国民を守る」という。外交、安保に津よぴのか。党の有力政治家が街頭演説に立ち「この6年間大活躍してくれた」というが、ほとんど評判は効かない。

「自民」生稲候補、もう一人の自民党議員として当選させたいらしい。「元おニャン子」がんサバイサーとしても活躍か。

「立憲」蓮舫候補、先の選挙ではトップ当選、国会での質問でも名を挙げている。いいところをついているが、岸田政権のはぐらかし答弁になって苦労している。

「立憲」松尾候補、蓮舫候補の獲得票を2分して2人目を国会に送り込もうとしている。

「維新」海老沢候補、大阪から東京へ、松井さんは大阪でできたことが国政でできぬことはないと行政改革、無料化など維新の政策をアピール。東京で支持者をえられるか。

新聞に載る街頭演説会の写真を見ると、携帯を構えた有名人見たさの聴衆ではないか。しかしこの暑い中で相当数集まったものだ。動員でもかかっているのか。

ところで選挙公報が来ないのか。家にいては情報も入ってこない。美人投票ではなく、死に票覚悟で応援したい候補者に投票するか。

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