2022年6月20日月曜日

19日、石川県能登地方地震M5.4,震度6弱、続く地震で最大規模へ

19日、テレビ朝日 サンデーステーションより

19日午後3時8分ごろ北陸地方で地震発生というニュースがテレビで流れた。震源地、震度分布、津波はありませんと何回も執拗に流れた。NHKも画面の情報に地震情報、左側に地震発生の情報が設定されニュースが続いた。

どうしたのかと思ったが、最近この付近では1年半の間に震度1以上の地震が150回続いている。その中で今回の地震は震度6弱の最大規模だった。政府は危機管理センターを立ち上げ、情報収集を急げと言おう岸田総理のコメントを発表した。

島の有名なスポットでがけ崩れ
この付近は地盤が緩い

ここは、北米プレートとユーラシアプレートが絡む内陸直下地震だ。半島西側には未調査の断層もあるらしい。火山もないのでマグマの動きではないだろう。研究者の話では地下に「流体」が存在するらしい。電気を通しやすい部分があり、高温の水かガスがあると言われている。

2000万年前には火山活動があり、カルデラを形成したという。被害は別として何やら興味がわいてくる。

能登半島地震を見ると、1729年能登佐渡地震M6.8,1993年能登半島沖地震M6.6,2007年能登半島沖地震M6.9、2021年震度5弱があった。

近くに志賀原発があり、その下を活断層が走っているというニュースも原発の安全性で問題になった。

この付近は30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は0.1~3%になっている。一ものことだが確率のやや高い地域で地震が頻発し、高い確率の地域では地震の発生がない。何かを見落としているのだろう。

当然に、巨大地震への影響が考えられる。巨大地震の前には内陸型直下地震が頻発するからだ。

佐渡から関西に向けて「ひずみ集中帯」が存在し、地震が多発している。もしかすると大阪で直下地震が発生する危険もあるのか。


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