2022年6月11日土曜日

国会議員の責任:第一に政党、国民への責任は二の次か

 

またまた国会議員の不祥事が明るみになった。週刊誌で暴露されたらしい。いつものことだが、正当に迷惑をかけると離党するが国民への責任、本人の辞職については語らずだ。国会議員は全国民の代表であって、政党や所属する業界、支持された団体などの代表ではない。 

吉川さんと言う岸田派の衆院議員が18歳の女子学生に飲酒を勧めたとか、ホテルで数時間過ごしたとか、4万円を与えたなどの情報が流れる。 

いつものことで吉川さんも正当に迷惑をかけると離党届を出し自民党から受理されたようだ。辞職のことは言わないが、首相も政党も「本人に説明責任がある」「今後のことは本人が決めること」と突き放す。

しかし、この種の不祥事でどう説明できるのか。恥ずかしくて説明責任など尽くせない。もし辞職するとなると無職になり国会議員だって路頭に迷う。少なくとも無所属で任期一杯務めたいだろう。贈収賄、汚職事件ともなると説明はいかようにも出来、責任回避をやろうと思えば出来る。

何時の時代でも「国会議員の質」が問われる。有権者はそこまで責任は持てないのか。比例、ブロックではなかなか難しい。選挙区にあっては有権者の判断だが、地元では不祥事が分かっていても当選できるからおかしい。今、細田衆院議長の不祥事が明らかになっているが、政界では有名な話らしい。そんな人が自民党最大派閥の長になったり、議長になったり出来るのか。

安倍元総理も自らの不祥事に説明責任を果たさず、追求されても不起訴処分で逃げ切る。政治家としての家系を維持するのに必死のようだが、選挙民はそれでも良いのか。先の衆院選ではトップ当選も得票を4万票減らしたという。地元有権者が目覚めてきたのか。 

参院選が始まる。学歴、訴える政策の「おとり公告」を見極め、国政を依託できる人材を選ばなければ・・。東京ではおにゃン子出身の候補者が訴訟を起こされている。小池知事肝いりの政党の候補者に風が吹かないとメデイアは報じる。

都民は気を引き締めて選択すべきである。自民党支持だから自民党候補者では失敗する。

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