2022年6月3日金曜日

細田、安倍に見る 政治家の質:自民党最大派閥の長の見苦しさ

 日本の政治を牛耳る自民党最大派閥の長の政治家としての質が問われる。衆院議長になった細田さん、そのあとをついで派閥の領袖になった安倍さんだ。

94人と言う最大派閥だ。2位を大きく引き離している。だから安倍さんの意向は政権に大きく影響を与える。

細田さんは議長の手当てが「たったの100万円」と言って顰蹙を買っていたが、今、文春砲を浴びている。セクハラ議長らしいがすでに有名な話らしい。女性記者とは録音、録画されているというから暴露されたら最後だ。

野党も追及しているが、本人の「説明責任」だ。

一方安倍さんはどうか。桜を見る会の前夜祭がまた揺らいでいる。不起訴になった不祥事の説明責任を果たしていない。

そして今、岸田政権を揺さぶっている。「新しい資本主義」はアベノミクスとは別の経済も出るというと、安倍さんが猛烈に反論する。これじゃ脱安倍はできない。

アベノミクス、安倍さんの意向に沿って推進している量的緩和も効果が見えず、栗田総裁の任期も近づいた。岸田政権が後任にリフレ派を推すか、正統派を推すかで金融政策は変わってくる。

安倍さんも最大派閥を背景に自らの政策の継続を主張しているが、いつまでもつか。90人を超える派閥は崩壊の危険もはらんでいる。この中から質の良いリーダーが出てくるか。

細田、安倍両氏には引退してほしい。

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