3年前の国民投票で賛否拮抗し国内政治経済の混乱を招いたEU離脱(プレグジット)も今回の総選挙の出口調査で保守党368vs労働党191でジョンソン首相率いる方種等が過半数を獲得する結果になり、イギリスはグローバリズムから政治の主体性を尊重することになる。
グローバリゼーションの見直し機運が高まっている現在、EU加盟国に少なからず影響を与えるだろう。
国民投票の時は国民に十分な情報を与えていなかったが、今回ジョンソン首相はあたらしいEU離脱協定案を示した。それによると関税同盟は抜ける、北アイルランドはルール通りと言うことで国民の支持を得たのか。従来の政権は事あるごとにEUともめていた。
英国は議会制民主主義、二大政党制の代表存在だったが、両党の中でも分裂していたので迷走する結果になったのだ。
それでも自国は自国でという自主性を取り戻したことになりこれは大きな動きだろう。
米のトランプ大統領も「アメリカ第一」「保護主義」のもと、グローバリゼーションの見直し的立場だが、国際社会でのアメリカの立場は下落していないか。
英国のEU離脱での混乱は、他人事ではない。日本も憲法改正では国民投票が予定されている。おそらく国を二分する結果になるだろう。今回の英国のEU離脱過程は大きな参考事例になる。
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