2019年12月8日日曜日

拝啓 安倍晋三殿 もう辞め時ではないか、通常国会冒頭で内閣総辞職を

安倍総理! もう辞め時ではないか、通常国会冒頭での内閣総辞職しかないのでは。長期政権を記録できたが、お友達、側近連中でのこれ以上の政権維持は難しく、政策についても整合性どころか検証もされていない手詰まり状況、何よりまずいことは不祥事が続いていることだ。

「モリカケ」「桜を見る会」は安倍総理のわがまま、私物化を国民は見抜いている。野党は追及チームを結成し追及の手を緩めない。安倍総理寄りの人間は「もっと大事なことがあるだろう」と野党やマスコミを批判するがとんでもないことだ。

政権の私物化、公文書の改ざん、勝手な廃棄、官僚の忖度は公平公明な行政を害し、民主政治の根幹を揺るがしている。さらにこれらの不祥事に対する総理の説明を70%以上の国民が納得していないのだ。

こんなことで得意とする外交もうまくいくのか。外交とは相手国の首脳の失点をしっかり把握することから始まる。こういった不祥事、内閣支持率の下落は誰でも知っているだろう。国益を害するような内容の日米貿易交渉もウィンウィンの関係といったことも知っている。合意文書の解釈の違いも明確になってきた。先進国の首脳も表では安倍総理とニコニコしているが、裏では陰口を言われているかもしれない。

内政も行き詰まっている。突破口として新しい経済政策に26兆円を計上した。国内経済は堅調なのにどうして大規模な財政支出が必要なのかと皆疑問を呈している。アベノミクスの検証もせずに「アベノミクスの再加速」という。官僚は困って何でもかんでも政策に突っ込み200政策に上るという。

安倍長期政権を支えてきた麻生、菅、二階のラインにも変化が出てきたという。菅官房長官は「桜を見る会」の名簿の破棄、公文書かどうかで返答に困り11回も事務方がメモを渡した醜いシーンがテレビで流れた。

「桜を見る会」の招待者名簿は公文書か行政文書だ。パソコンの保管は破棄した。サーバーには残っていた。サーバー内の名簿は行政文書ではないというが、では印刷したときはどうなのかと記者の質問に会っていた。メモでは災害後(?)、災害関係は行政文書だという。

小渕内閣の時に福田康夫さんが官房長官で釈明ばかりしていたので自らを釈明長官と揶揄したが、今はそれ以下の状態ではないか。

ダメな安倍総理をどうしてそこまで守らなければならないのか。

野党は内閣不信任案を出すかどうかを週明けに決めるという。国民民主は積極的だが、立憲民主が迷っているらしい。否定されれば安倍政権を信任したことになるのを恐れているのだ。

解散の話も出ているが、ここは通常国会冒頭で内閣総辞職をやるべきではないか。

ポスト安倍がいないことを懸念する自民党だが、そんなことはない。いるのだ。ただし今は安倍総理が抑えているだけだ。石破さんが言うように臨時総会で選出すべきだろう。

野党はいまひとつ結集にかけるが、自民党なら保守系リベラルの可能性もある。安倍総理でなくてもいいのだ。

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