2022年1月26日水曜日

政府vs野党の国会審議:「勝った」「負けた」では本来の審議ではないか

 岸田政権もそうだが、野党の質問に応じようとしない。「聞く耳」はどうなったのか、今は机をたたいて反論している。そもそも批判や問題点の指摘は「より良い政策」への一歩ではないか。応じなければ「政府が勝った」、修正に応じれば「政府が負けた」という評価をメデイアはしていないか。

国会へ提出される政策は官僚が作成したものだ。改善点は多くあるはずだ。そこを雇うが追及し、提案するのだが政府は応じようとしない。メデイアも「批判ばかりで対案がない」と野党を批判する。だが待てよ! 批判、問題点指摘は重要ン青だ。それがなければ官僚の都合のいい政策になるし、国民のためにはならない。

国会はより有効な制sカウにするために審議するのではないか。「勝った」「負けた」の問題ではない。

昨日の新聞で国会審議を拾ってみると、国交省をはじめとする統計の二重処理のGDPに与える影響はぜひ聞きたいところだが、政権はすでに修正済という。

オミクロン感染拡大による社会機能への影響を回避するために待機期間の見直しを野党が迫ったが、7日ではリスクが大きすぎると10日を主張する。

大事な問題の指摘を岸田総理が応じないために「政府が勝った」「野党が負けた」と言うことになるのか。メデイアは応じない政権を批判すべきではないのか。

他にも安倍政権時の大問題、森友事件の解明は進んでいない。財務省の公文書改ざんも民主政治の根幹を揺るがす問題だ。菅政権時の学術会議メンバー拒否問題なども疑惑を残したままだ。

そのうちに国民は忘れるだろう。そこを政府、与党は狙っているのだ。メデイアは度毎に追及する姿勢を忘れてはいけない。

「批判」や「問題点」の指摘は野党の最大の役割ではないか。



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