2022年1月25日火曜日

緊迫感を増す米ロのウクライナ抗争と米中の台湾有事

世界的なコロナ禍でてんやわんやの時に米、ロ、中による領土問題で緊迫感が迫ってきた。西は米ロによるウクライナ問題、東は米中による台湾進攻の危険だ。新聞ニュースによると日ごとに危険が増している。米国は2つの戦線で単独では対応できず、NATO軍、中国けん制網が共同戦線を張る。

ウクライナ・クリミヤ半島を強制的に併合した問題は、旧ソ連邦の崩壊により小さい独立国が乱立、親米派、親ロ派、中立独立と混乱しているようだ。ウクライナも中立独立国を目指したようだが 親米に近いか。ロシアにとってはクリミヤ半島沿岸は凍らない港勝エネルギーではパイプラインの敷設がある。

旧ソ連時代の国境線がロシア領に大きく食い込んでもいる。欧米のやり方が許せないのだ。NATO軍の拡大を警戒している。

ロシアは国境付近に10万員の軍隊を派遣し、軍事訓練を展開している。何時でも攻め入ることができるとPRしているのか。

それに対して米軍も8500人をNATO軍に派遣している。それに欧州各国が軍備を拡張し援助している。

緊迫感が増すごとに、米国は大使館員、米国民のウクライナからの国外退避を勧告、英国も従っている。更に渡航中止も勧告している。更にバイデン大統領は経済制裁も臭わす。すでにウクライナ問題で経済制裁を受け、国内経済は疲弊している。GDPに至っては日本の半分以下だ。

一方、台湾有事も進んでいる。バイデン大統領は台湾有事に毅然とした対応をするという。中国は領空、領海を侵犯しプレッシャーをかけているし、上陸作戦の訓練も公開している。

南シナ海、東シナ海の有事には英仏独豪印に日本などが共同戦術を取るだろう。台湾有事の時は外国艦船の寄港、物資の補給に日本は重要な役目が出てくるだろう。

在沖縄米軍は対中戦略の最前線基地なのだ。

2面同時の軍事行動はないだろうが、外交交渉がどれだけ有効か。米ロ、米中のトップ会談の行方次第だ。


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