2022年1月20日木曜日

オミクロン株の第6波対策:「更に我慢」か「もう限界」か、揺れる国民感情

感染者の規模は別として、何故か専門家のシミュレーション通りのパターンで感染者が増加し、19日は東京で7377人、大阪で6101人、16の都県でまん延防止措置が正式決定した。

政府の対策は「自治体任せ」で感染者の数が減ることを期待するだけ。「まん延防止」はすんなり決まったが、緊急事態宣言はそうはいかないらしい。岸田政権の打ち出す対策に成果がなく、参院選にも影響するからだ。 

尾身会長は、ステイホーム、外出自粛は必要ないという。要は「人流制限」より「人数制限」と言うのだ。以前は人流を5割、7割カットと言っていたが、今度は多人数での飲食を控えろと言うのだ。大型イベントも大声を出さなければいいらしい。

どうもその背景には、経済活動があり、国民の大おコロナ対策での「がまん」の限界があるらしい。

だから打ち出す対策も不要不急の外出、県境をまたいだ移動の自粛、飲食店での酒類の提供の選択制だ。

これからは国民一人一人の意識の問題だ。早く下火にしたい国民は行動自粛するだろうし、我慢できない国民は仲間たちと群れ合う生活をする。悪い結果は第7波の到来だ。

飲食業は「またか」と思うらしい。専門家も酒類の提供、時短の成果があるのかと根拠を要求するが、すでに先取りした沖縄では成果が出てきているという。

そして今は、10~30代の感染者が70%、家庭内感染、小学校ではクラスター発生と今までとは違ってきたようだ。

しかしできることは、マスク着用、手洗い、うがい、部屋の換気など季節型インフルエンザと同じなのだ。

専門家の間でも諸説が出ている。自分に都合のいいニュースを信じて「軽い行動」をやってはいけない。早く収束させたいなら行動に責任を持つことだ。



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