2022年1月20日木曜日

日銀が「利上げ」「緩和策」を議論もしていないとは本当か

 新聞報道によると、日銀決定会合で「「利上げ」「緩和の縮小」などを議論していない」と18日、黒田総裁が記者会見で発言したというが本当か。FRBをはじめ中央銀行は「緩和縮小」「利上げ」意向を発表している。上司するインフレを抑制するためにも必要なのだ。

縮小、利上げとなると金利差が生じ、ゼロの円は売られ、ドル買いが発生する。円安が進む。日本経済には大きく影響するはずだ。

なのに、「全く考えていないし、議論もしていない」とはどういうことか。市場の利上げの見方を強く否定するための発言だろう。一時的に2%のみかたがしじょうではひろがっているのだ。

日銀も賃金の上昇を伴わない資源高を主因とする物価上昇は一時的とみているし、「悪い物価上昇」なのだ。

「賃金が上がり」→「消費が伸び」→「物価が上がる」、状況を想定し、2%が安定して維持できる状況を馬っているのだが、すでに9年もそういう状況にはない。言い出しっぺの安倍さんは政権を放り出した。自分の任期中にめどをつけると言っていたが、反故にした。

一方、残された黒田総裁は「先送り」しか決定で気ない。今も日銀政策委員にはリフレ派が閉める。地方での講演も「量的緩和継続」を訴える。

動くとすると、FRBが利上げを発表すた時だろう。日本が新興国並みに慌てふためくか。

黒田総裁は嘘を言わず、正直に情報を流し、市場とコミュニケーション取ることだ。思考停止が一番怖い。


0 件のコメント: