2018年8月26日日曜日

「自民党は民主主義を守る政党でなければならない」と

テレビ番組で自民党・船田さんが「自民党は民主主義、民主政治を守る政党でなければならない」と。今時珍しい発言を聞いて寧ろ驚く。自民党総裁選で未だ出馬宣言していない安倍陣営が出馬宣言した石破さんを囲い込み、公正で公平な総裁選に否定的な動きがめだっているのだ。

改めてテレビ欄を見ると、TBSテレビ時事放談「鴨下vs船田 白熱総裁選の裏側」だ。その時の船田さんが「憲法改正を行政の長である安倍総理が草案を提出しているが立法が改正草案を審議、提案すべきだ」という意味の持論を展開していた。長く自民党、国会で憲法改正草案をまとめる責任者だった船田さんの発言だった。

自民党は民主主義、民主政治を守れというのだ。正論だ。

鴨下さんは石破支持だったと思うが船田さんは安倍支持か。その船田さんも安倍さんに苦言を呈したことになる。

今の自民党総裁選は総理の座に直結する選挙にもかかわらず自民党810人の投票で決める事に無理がないか。地方は石破さんの支持が多いという。

考えてみれば可笑しな選挙だ。

安倍さんは石破さんとの政策討論を嫌っている。だから争点が見えにくい。

アベノミクスも見直し、安倍さんのトップダウンからボトムアップが必要としていた岸田さんが安倍支持に回った。

安倍一強の政策、政権の私物化をどう見ているのか。圧倒的多数の支持を持って何をしようとしているのか。

安倍総理は6年間の総括と今後3年の政策を何時、国民に訴えるのか。否、既に各地の自民党の総会で訴えているのか。

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