2018年8月25日土曜日

石破さん包囲網か:安倍さん批判を封印すると争点はどうなるか


これも安倍陣営の石破さん包囲網か、石破さんが今までやって来た安倍政権への批判を止め政策論争に切り替えると争点がどうなるのか。しかも2人での政策討論を安倍さんは極力避けようとしている。そうすると石破さんはどういう対応が出来るのか。

アベノミクス、憲法改正、「モリカケ」問題への批判は安倍政権への批判である。この批判は8割の安倍支持の自民党内の反発はあるが、自由投票になった竹下派では安倍支持も多く、刺激を避けることが本音なのだろう。

当初キャッチフレーズで「正直で公正な政治」も「モリカケ」問題で安倍批判したものだが安倍さんは早速同じようなキャッチフレーズで自らへの批判を打ち消そうとした。

選挙戦での「パクリ」と「抱き込み」は安倍さんの常套手段だ。

ところでアベノミクス、憲法改正、「モリカケ」問題に石破さんはどう対応するのか。

アベノミクスはポスト安倍の名前が挙がっていた人は皆、見直しを訴えていたが石破さんはどうするか。アベノミクスの成果が行き渡らない地方、中小企業が成果を生み出せるようにするという。経済政策はいつでも大企業、富裕層向けだが改善するには税制の見直しが必要だ。

憲改改正では2人に大きな違いがある。安倍総理推奨の自民党草案と石破さんの言う今まで検討してきた自民党草案、そして9条の考え方も大きく違う。どう見ても石破さんの主張が正しいと思うが、自民党員は安倍草案を支持するのか。

「モリカケ」問題は安倍総理のアキレス腱だ。国民の80%は安倍さんの説明に納得していない。

これを封印すれば安倍総理の政権私物化を認めることにならないか。

安倍陣営は何処まで石破さんの政権批判を封じ込めるつもりなのか。自民党内では安倍さんが勝っても参院選では大きなしっぺ返しをされるのではないか。イヤ、その前に「安倍さんでは戦えない」という声が上がってくるか。

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