2021年3月21日日曜日

小さな記事の大きな課題(21):浅間山は大丈夫か 1783年の再来? アイスランド火山噴火

2009.4.9 噴煙を上げる浅間山

 最近新聞でアイスランドで火山が大噴火しているというニュースが流れる。朝日新聞(2021.3.21)にもアイスランドの首都レイキャビック近郊で800年振りに噴火、この1か月約4万回の地震もあったという。大きな亀裂に沿って噴火したという。

アイスランドでの火山大噴火は多量の噴煙を巻き上げ低温、多雨の異常気象を起こし、農業をはじめ生活に大きな影響を及ぼし、それが世界中に広がるのだ。

日本でも1783年6月に浅間山が大噴火し、周辺に大きな被害をもたらすととも二吾妻川、利根川に沿って首都圏まで被害が広がった。人間や牛が川を浮いたり沈んだりして流れたという。

その時の絵図が存在し、何時かテレビ東京の「なんでも鑑定団」で高額な値がついていたが、悲惨な状況を描いていた。

天明の大飢饉として日本では有名だが、世界的な気候変動を起こしたというのだが、その後の研究でアイスランドの火山噴火が大きく影響していることが分かった。

その1783年6月にアイスランドのラキ火山が大噴火していたのだ。

1783年に浅間山、アイスランドのラキ火山が同時に大噴火したのだ。浅間山はそれから240年、大きな噴火はない。現在の警戒レベルは2月に2から1に落とされている。

でもいつ大噴火するかわからない。2018年1月23日には何の訪れもなく草津白根山が噴火したのだ。

後記 3月22日 気象庁が浅間山の浅いところで火山性地震が多発していると警告 レベルは1のままか

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2010.4.17掲載

アイスランドで噴火:噴火時期が同じ浅間山にも噴火警報 yamatojapan.blogspot.com/2010/04/blog-post_3769.html


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