2021年4月9日金曜日

小さな記事の大きな課題(27):国民民主・玉木代表、東京五輪の是非第三者委員会で検討提案

 国民民主党の玉木代表が東京にも「まん延防止措置」が出される今、東京五輪について「延長論も含め、一度冷静に検討すべきだ」と記者会見で提案し、第三者委員会を設けて客観的に検討すべきだという。

政界では初めての意見であるが正論で、遅きに失しているが賛成だ。

今まで東京五輪の開催に是非はIOC,組織委員会、政府、東京都の「開催ありき」の連中でしか議論していなかった。

国民の大半が中止か延期希望だ。菅政権も「アスリートより国民の健康、安全、生活を守ることが第一」だ。楽天の三木谷さんも東京五輪中止をツイートした。

組織委員会内はゴタゴタが起きている。聖火リレーはスタートしたが順調ではない。新型コロナ感染は変異株が主流になり大阪では905人感染、東京でも545人だが、関西ではN501Y(イギリス型)の感染が6%から32%に拡大しているが、東京ではE484Kが42%で変わらないらしい。

頼りのワクチン接種も問題が多そうだ。スケジュールが立たないのが問題だ。

「まん延防止措置」もその効果のほどはわからない。国民の気は緩んである。聖火リレーは中止し、玉木さんが言うように五輪開催の是非を真剣に検討すべきだ。


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