2021年4月9日金曜日

菅総理、国民の生きる道:日米首脳会談中止、東京五輪中止、ロックダウン?

 

政権の腐敗がひどい。総務省接待疑惑は東北新社に限らすフジHDも外資規制違反が明るみになった。東北新社は菅総理の長男が関与し、フジでは安倍前総理とフジ会長のゴルフ親交が問題になっている。 

更に河井元議員の政治資金規正法違反、未だ解決していない「桜を見る会」前夜の「夕食会」は安倍さん、菅総理の関与が疑われている。 

そして、この新型コロナウィルス感染拡大時に国民に厳しい要求をしながら公務員による会食、感染事故が多発し、担当大臣は平身低頭、国民に謝罪している。更には福島第一原発汚染水の海洋投棄問題も菅政権にとっては痛手になる結果が想定されている。

菅総理や国民が生き残る道は、日米首脳会談中止、東京オリンピックの即時中止、新型コロナウィルス感染拡大阻止に向けた地位区別ロックダウンの設定しかない。 

日米首脳会談の日本側の目的は「尖閣に安保第5条適用」だ。バイデン大統領などとの電話会談では「適用」の言質をとっているが文書での記述はなく、共同文書による明記がほしいのだ。 

今。バイデン政権は対中国で人権問題、安全保障で日米印豪更に仏、独、英などによる中国包囲網の構築を急いでいる。東南アジアのNATOだ。 

そうなると日本は自衛隊の派遣、これらの国の艦船の日本寄港、物資の供給、そして集団的自衛権の行使が問題になる。 

日本は人権問題と安全保障、経済を切り離したいだろうが、安保5条適用の見返りに要求されそうだ。 

「尖閣に安保適用」と言っても米軍が日本を守ってくれた実績はない。米軍が駐留していることが中国に対するけん制になることは確かかもしれないが、米国の国際戦略に利用されているだけではないか。普天間返還、辺野古移設はどうなるか。米国のシンクタンクは「完成の可能性は低い」と言う。

日本では今、新型コロナ感染が拡大中だ。一時も気が緩まない時期だ、「日本を離れることは出来ない」と中止を申し出たらどうか。 

東京オリンピックは聖火リレーがスタートしたがトラブルの連続、組織委員会ではゴタゴタ続き、運営費にも疑惑が出ている。聖火リレーのランナーが何故、民衆に笑顔で手を振っているのだ。 

日本各地でコロナが猛威を振るう状況にある。東京もこのまま感染者が増えると5月には1000人を超える厳しい見方が専門家から出ている。5月ごろのはIOCもオリンピック開催の是非を判断するだろうが、誰が見てもOUTではないか。 

だとしたら、今、東京五輪中止を提案すべきだ。そうすると国民も「大変なんだ」という意識に変わり感染拡大阻止に役立つのではないか。 

「アスリートのために」オリンピックを開催するのか、「国民の安全、健康のために中止する」のか。総理なら分かるはずだ。 

楽天の三木谷さんは「アスリートも生きるためにがんばっているのだろうが、国民も生きるためにがんばっている」と中止をツイートした。 

国民民主の玉木代表も「第三者委員会を設置し冷静に開催に是非を検討すべきだ」と記者会見で表明した。同感だ。 

世界の国民の7割が「中止」を訴えている民意にIOC,組織委員会、政府、東京都は答えられないのか。 

そして、新型コロナ対策だ。喫緊の課題だが菅政権は国民の信頼を落としている。大阪、兵庫などに次いで東京、京都、沖縄も「まん延防止措置」を政府に要請し認められるらしい。 

緊急事態宣言に比べどんな成果が期待できるか不明だ。頼りのワクチン接種も入荷のスケジュールが決まらないので中途半端な対応になっている。「他人のフンドシで相撲を取る」状況だから仕方ないか。 

どうしても人出、人の流れが止まらない。大きなショックを与えないと無理か。

迫る3つの補選、夏か秋の解散総選挙、[他の人よりもマシか]の消極的指示しか受けていない菅政権だ。菅―二階で自民党は大丈夫か。

 

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