2025年12月24日水曜日

何時まで持つか高市総理の「ノリの良さ」政治

トランプ大統領と空母の上でピョンピョン飛び跳ねる高市総理を見て、「一国の総理だからもっと威厳をもって」と思う年頃だが、何故か70%前後の高支持率 を維持している。朝日新聞(2025.12.24)のインタビュー記事で社会学者の佐藤文香さんは「若い世代は「ノリの良さ」を好意的に受け止めていると評した。

なるほどと納得がいく。

そのノリの良さが、「身を切る政策を」という維新の会の政策に合意し連立政権に取り込み、「年収178万円の壁」に取り組む国民民主とも政策に合意し少数与党を脱出できた。

自民党にとっては高市政権の高い支持率のために表立った反対はできない。様子見だが財源が不明確で、自民党内にも反対論が強い政策を取り込み通常国会をdぷ乗り切るのか。

さらに週刊誌をにぎわせている「政治とカネ」では自らも大きな不祥事を抱えている。今まで出てきている自民党員の不祥事とはくらべものいならないほどの問題を抱えている。

ノリの良さが、「存立危機状態」発言で中国の反感を招き、改善に向かっていると思われた対中関係を悪化させている。

来年早々には渡米しトランプ大統領と会談を予定しているというが、トランプ大統領の日本に対する見方も変わってきていないか。日本は「味方」だと思っているが、同盟国の意識は薄いのだ。

問題は通常国会での野党とのの審議だ。一人で背負い込んだ政策に異論が出てくると支持率は急落するはずだ。解散総選挙で国民の信を問うチャンスがあるか。

物価高対策では財政出動より円安対策だ。財政会出動→経済成長→税収増で社会福祉政策のパターンは成功したためしがない。アベノミクスの政策継承と人材登用は自民党内でどう評価されているのか。政治基盤の無さを旧安倍派に求めているのか。

初の女性総理だからと批判を控えていては自民党らしきない。



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