2018年12月19日水曜日

東京港区南青山の児童相談所建設反対は全くの誤解で、逆に街のブランドを上げるのでは


東京都港区が南青山に計画している児童相談所が入る家庭総合支援センター建設が周辺住民の反対にあっているという。テレビの情報番組で2度ほど関連するニュースを見たが住民の誤解が原因で、逆に街のブランドを上げると考えるべきではないか。。

児童福祉法が改正され、市町村区で児童相談所を建設することができ、港区は国から2億円で土地を購入、2021年4月に4階建ての家庭総合支援センターを計画、その中に児童相談所も計画されているのだ。

その業務内容は相談事、一時保護など12人規模で2~18歳の子供を2か月間保護するのだ。この中には触法少年らも一時保護される。

そこで住民が問題にしたのが非行少年が逃げ出し万引きなどをするのではないかと言う心配らしい。そのために自警団を結成しなければならないという。

他にもそういう施設が来ることで街のブランド力が落ちる。地価の下がるようなことをやってほしくない。別の場所はないのかという反対意見が多いようだ。

でも中には、子どもの虐待は問題だが、私たちがこういう施設建設に反対していることが虐待に当たるのではないかというまっとうな意見もあるそうだ。

いじめ、虐待、不登校、病気がちなど子供の問題に関連する相談事は年々増え13700件にもなっているそうだ。

当然に港区にもいるはずだ。この南青山ではそういう子供さんがいるはずだが表に出てこないだけに話ではないかと専門家は指摘する。。

専門家の話を聞くと、多くは誤解だという。触法少年を保護しても外出はさせない。施設の外に逃げ出すことなどないはずだという。それだけしっかり管理されているのだ。

港区の説明会には当初は7人、17人だったが大規模説明会では150、160人と増えてきたそうだが、港区の説明も不十分で住民に誤解されている。

住民の意識もおかしいのではないか。私は港区に住んでいないので第三者的立場だが、社会問題化している子供に関する家庭の相談事に積極的に対応する施設が近くにできることは逆に街のブランドを上げる効果があるのではないか。

社会問題を自分の庭先に持って来てほしくないという考えは全くのエゴだ。



0 件のコメント: