2019年7月25日木曜日

トランプの「ロシア疑惑」、安倍の「森友問題」:日米両トップの不祥事を裁ききれないもどかしさ

トランプ大統領の「ロシア疑惑」、安倍総理の「森友問題」、状況は「黒」でも本人は「白」と言い張る不祥事を裁き切れないもどかしさがないか。

新聞報道によると、トランプ大統領の「ロシア疑惑」についてマラー元特別検察官が米下院の公聴会でロシアとトランプ陣営の犯罪としての共謀性はないが「大統領は任期中は訴追できない」という内規があることから訴追を見送ったという。

「大統領は完全潔白ではなく大統領辞任後は訴追される可能性あり」と。一方、トランプ大統領は「すでに終わった話、全くの事実」とツイートで反論したという。

ところが訴追するかどうかが民主党内でも足並みがそろわないというが、民主党は大統領選に向けてこの問題を持ち出したいらしい。

トランプ大統領は無実を訴えるが、客観的状況は「黒」だ。

一方、日本の安倍総理の森友問題もトランプ大統領のロシア疑惑に比べれば程度の差はあれ同じだ。

安倍総理夫妻がかかわったことは確かなようだが、安倍総理は国会予算委員会で「私や妻が関係していたことが分かれば総理を辞任、国会議員もやめる」と啖呵を切り、一か八かの勝負に出た。

総理を止めるどころか、国会議員もやめると発言したことで関係者は驚き「安倍総理は関係していない」という線でまとめようと関係者が忖度し始めた。

安倍総理は「知らぬ存ぜず」の一点張りで逃げ切ろうとしているが、国民は「説明不足」で安倍総理に分が悪い。

日米両首脳の不祥事を裁き切れないもどかしさを感じないか。

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