朝日新聞 2019.7.3 |
いつものことだが公約によってどの政党を選ぶかは難しい。支持できる政策と支持できない政策が分散しているのだ。例えば政治改革、行財政改革が前回の国会で大きな問題になったが提言しているは立憲民主と国民民主だ。自民党は口をふさいでいる。
こんな状態で最終的に「どの政党を選ぶか」となると、財源確保、政策推進に能力があり、一見「安定している」と思われる自民党ということになるのか。政権党は官僚機構を十二分に利用できるから当然だ。
自分は政権から疎外されていると感じても政権与党に頼るしかないのだ。そういう消去法での自民党支持だが、今回はチョッと様子が違う。年金制度、2000万円生活費不足さらにはイージスアショア計画での防衛省の大きなミス、さらにはG20首脳会議、対中国、対ロシア外交で成果が上がっていないことも加わって安倍政権には不利な状況が続く。
そこで各党の公約を比較してみた。
1 憲法改正
国民の希望する政策課題では最下位に位置するが安倍総理はご執心だ。自民党議員にも不満があるがどうなるか
自民党
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公明党
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立憲民主党
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国民民主党
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共産党
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憲法改正への取り組みを強化する
自主的改正、
自衛隊明記
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慎重に議論
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未来志向での議論
解散権乱用制限
9条自衛隊反対
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2 外交、安全保障
自民党
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公明党
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立憲民主党
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国民民主党
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共産党
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対北:制裁強化
対ロ:北方4島、平和条約
自衛隊体制抜本的強化
辺野古移設推進
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核ミサイル、拉致問題解決交渉着手
北方4島の帰属
安保法制廃止
効果的な防衛力整備
辺野古工事中止、普天間基地返還
沖縄基地負担軽減
地位協定改定
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同左
日米同盟を基軸に効率的防衛力整備
同左
同左
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安保廃止
米軍基地断念
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3 経済再生
自民党
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公明党
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立憲民主党
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国民民主党
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共産党
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GDP600兆円
成長と分配
ローカルアベノミクス
国家戦略特区で岩盤規制改革
消費税10%
最低賃金1000円
原発依存低減
2050年脱炭素化
人生100年
年金制度
働き方改革
保育士賃上げ
使い捨てプラ25%減
後継者不足対策
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2020年1000円
再生可能エネルギー原発再稼働
幸齢社会
高齢者年金5000円
プラスチックごみ対策
教育無償化
気候変動「パリ協定」2030年26%減
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消費税増税反対
5年間で1300円
原発ゼロ、自然エネルギー100%
2030年石炭火力ゼロ
大きな蓄えがなくても安心できる社会
年金の最低保証
介護、保育士の賃上げ
待機児童ゼロ
脱使い捨てプラ
給食無償化
国公立大の半額程度引き下げ
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「家計第一」
低所得者5000円
消費税増税反対
1000円
2030年原発依存ゼロ
裁量労働の厳格化
保育士賃上げ
児童手当15000円
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消費税増税反対
1000→1500円
原発ゼロ脱炭素化
減らない年金低年金者5000円
授業料など無償化
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4 政治改革/行財政改革
自民党
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公明党
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立憲民主党
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国民民主党
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共産党
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歳費10%減
政治資金規正法での政治家の監督責任
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被選挙権20歳
企業献金廃止
公文書管理
内閣人事局見直し
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公文書管理
「歳入庁」創設
統計庁一元化
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