2019年7月23日火曜日

2019年参院選が終わって(3):たった20%の自民支持で「憲法改正議論を進めよ」か」


低調で50%を欠ける投票率で終わった2019年参院選だった。自民党支持は約20%、5人に一人の支持に終わったが、安倍総理は「憲法改正を議論せよ」との国民の支持を得たと胸を張る。国民投票法だって過半数の賛成がないとダメだが、20%ではどうするのか。

今日の新聞の一面トップは「首相改憲論を呼びかけ」(読売新聞)、「改憲 「自民案にとらわれず」野党に協議申し入れ」だ。

勿論、自民党内のも異論はあるし公明党も慎重意見だ。野党も当然だが、安倍政権の下での議論を嫌っている。万一国会憲法審議会に参加するようになると強引な安倍政権の政治手法を警戒しているのだ。自民党は審議会が開かれていることに意義があり、審議内容がどうかは問題ないのだ。

ところで今回の参院選は安倍総理の言うように憲法改正が争点になったのか。自民党の各候補者は「憲法改正」を訴えたのか。

野党は改憲の発議に必要な2/3議席(164議席)に達しなかったので改憲を阻止できたと評価する。ところが安倍総理は、国民民主にも憲法改正に賛成の議員もいるのだから国民民主を仲間に入れようとする。そうなると、国民民主は草刈り場だ。議員は生き残りをかけて自民党復党に動くかもしれない。

ところで憲法改正を議論する環境にあるのか。改正草案は自民党案に拘らないというが他に何があるのか。改憲4項目の必要性と憲法9条への自衛隊明記の必要性のバランスをどうとるのか。安倍自民が考えている9条1,2項を残し、3項に自衛隊をどう明記するのか。

何もわかっていないのにどうして2021年に安倍総理任期中に新憲法(?)が施行できるのか。


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