新聞報道で自民党の萩生田幹事長代行が「ホルムズ海峡安全確保のために自衛隊を派遣することは現行憲法や法律に照らしても、その環境にない」と発言したそうだが、何やら参院選対応の発言としか思えない。このまま信じることは危険だ。
ホルムズ海峡で日本のタンカーなど2隻が攻撃されたことでアメリカは安全確保のために有志連合を構成し、日本にも参加を要請されそうだ。
日本も石油の8割を輸入しているがその航路はホルムズ海峡で黙っているわけにはいかない。昔、この辺の安全確保のため親日家のアーミテージさんが「ショー ザ フラッグ」と日本政府にアドバイスしたために日本政府は右往左往したことがある。今までの国際問題は「おカネ」で解決させていたが、今回は「人も」出さなければならないのかということになったのだ。
確かに、魚雷の処理や輸送船団を警護する任務に日本も参加しているはずだ。
今回もトランプ大統領が要請すれば安倍政権は断れないだろう。萩生田さんは「現行の憲法や法律に照らして自衛隊の派遣は無理」と言っていたが、憲法解釈を閣議決定すること等安倍政権にとっては朝飯前だ。
参院選が終われば何をしでかすかわからない安倍政権で、憲法改正で自衛隊を明記することの必要性もあるのだ。
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