2019年6月17日月曜日

安倍、麻生に問責決議、不信任決議案、G20を控え安倍総理に赤っ恥?


立憲民主の枝野さんと国民民主の玉木さんが安倍総理と麻生財務大臣に問責決議案、不信任決議案を提出する動きが出てきた。G20首脳会談を控え安倍総理にとっては赤っ恥になるか。

同日選挙がなくなったことで安倍総理には参院へ不信任決議案ではなく問責決議案を、麻生さんには衆院へ不信任決議案を提出するらしい。

麻生さんは金融審議会の老後の2000万円生活費不足報告書に批判が出たために受け取らない方針を示したり、いろいろなことが積み重なっての結果だという。安倍政権を支える麻生さんが不信任決議案を出されることは安倍政権にとっては痛手だ。

安倍総理に対しては諸々の失政に対して不信任決議案がいいと思ったが問責決議にするらしい。

野党の議席数では否決されるだろうが、G20首脳会議の議長として主導権を発揮したい安倍総理だろうが安倍政権の信任を落とす結果になるだろう。

でも先進国の首脳の立場も安泰ではない。

英国のメイ首相は辞任、ドイツのメルケル首相も引退が予定されている。フランスのマクロン大統領も国内で大規模デモを抱え、習主席は台湾、香港問題で人権問題を抱えているし、ロシアのプーチン大統領もクリミア半島問題で経済制裁を受け国内経済は疲弊気味だ。

新興国も国内財政危機で中国の支援を頼っている。

問題のアメリカもトランプ大統領の「保護主義」外交で協調路線をことごとく破たんさせ二国間交渉でアメリカ優位に持っていこうとしている。

EUだって離脱強硬派が勢力を増し、第二の英国も心配される。グローバリゼーションも潮時なのだ。

まともな国がない今回のG20首脳会議だ。国内経済も好調で米中貿易交渉も一見優位と見られるトランプ大統領が来年の大統領選を控え「保護主義」のトーンを上げるとG20もおかしな結果になりかねない。

日本のことは各国首脳も情報を持っている。とりあえずはトランプ大統領と安倍総理のお手並み拝見と言ったところか。



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