2021年1月20日水曜日

新型コロナ英国由来変異株:渡航歴なしは何を語るのか

 急速な感染拡大、第3波の長期化になる新型コロナウィルスの変異株がすでに国内に入っているという。45人が感染し、英国由来が36人、南アフリカ、ブラジル由来がそれぞれ5,3人とメデイアは伝える。

その中で静岡で難しい感染例が見つかった。静岡は独自の非常事態宣言を発した。

静岡県外在住の男性(A)が英国由来の変異株に感染したらしいという。その男性(A)と濃厚接触のあった女性(B)とその女性と濃厚接触のあった女性(C)が陽性と判明、驚くことに同じ地域で渡航歴にない男性(D)が陽性だったという。

彼らの感染経路調査が行き詰まっているようだ。最悪の場合は市中感染の危険があるという。

静岡県外在住の男性(A)さんはどこの人なんだ。Aさんが接触したに人間に濃厚接触者がいて、その人は渡航歴がなかったのか。Aさんは東京へ来たことがないのか。全く分からなくて感染などないだろう。

そして、男性(D)さんだ。同じ保健所管内ならその付近で感染が増加している地域はないのか。そして地域でイギリスなどへ渡航した人はいないのか。調べれば何かわかるのではないか。

個人情報保護もあるし、当人が何か隠していることもあるだろう。騒げば騒ぐほど渡航歴のある人が名乗りを上げにくくなる。

周辺地域の居住者で最近帰国した人はわかるはずだ。

メデイアは脅威を与える情報を流すが、私たちにできることは決まっている。マスクの着用、不要不急の外出を避け、人との接触も8割ほど削減する。感染の危険のある場所に行くことを控える。

我々高齢者は家に閉じこもるのではなく、天気のいい日は外に出て日光を浴びる。階段のある場所では上り下りをし、息切れの状況を確かめことも大事ではないか。

「人から移されない。人に移さない」、公衆衛生の基本だ。







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